湿地帯のような射撃場での拳銃射撃訓練

shooting_range22一般的に射撃場を利用する人の多くはライフルと言ったハンターが多く、ライフルと言うと、射撃場所から的までの距離が50メートル近くあるのですが、公務員でも警察官等であれば拳銃を携帯することができ、これらの職業に就いている職員が拳銃の訓練を実施するとなると射撃位置から的までの距離は23~25メートルが一般的です。
そのため、ライフル射撃用の射撃場を公務員が借りたとすると、本来射撃位置ではない場所から拳銃を打つことになります。
私の知り合いの方で公安職の方がおり、拳銃を携帯することもある仕事だったため、射撃場を借りて訓練をしたそうですが、その射撃場はまさにライフル用の射撃場。しかもライフルを打つ射撃位置は、きちんとした木製の床が敷設されているのですが、拳銃で訓練する際の射撃線である的から23メートルの位置は芝生で、雨が降った際はぬかるんで湿地状態となるようです。

そのため、雨上がりの日なんかに訓練があると足場は不安定ですし、誤って弾薬を弾倉に込める際や抜き取る際に落としたりすると、湿地にジャボンと入ってしまうため、訓練環境はかなり悪いみたいです。
でも、考え方を替えてみれば、拳銃を実際に使用するときは、何も劣悪な環境下で撃たなければならないこともあり得るわけですから、訓練時から劣悪な環境下で完熟することこそ、まさに訓練と言えるでしょう。
環境が劣悪な射撃場だからこそ、実戦さながらの訓練をすることができるというものです。