相続に関する親族ルールを作っておく

souzoku22人間社会において、ルールが皆無なものは存在しないと言っても過言ではありません。仕事やスポーツ、さらには故人を天国に送り出すときにもルールはあります。遺産相続の話し合いの最中にも、守らなければならないことが多いです。決まった手順に沿ってさえいれば、故人の財産の受取人が確定すると考えるのが妥当です。ところが、それほど簡単に事が運ぶ事例はごく一部であると言えます。誰が何を受け取るのかを決めるために話し合いの場を設けるのですが、普段は私利私欲にまみれていない人でも豹変することがよくあります。
親族間でルールを決めておくことによって、口論に発展する可能性は低くなります。

たとえば、故人が天国に旅立つ前から献身的に介護していた人物は相続で有利になるなどといったものが挙げられます。自身が故人の立場で考えれば、最も良くしてくれた人に多くの利益を獲得してもらいたいはずです。民法では私的自治の原則が重視されていますから、親族の慣習を前面に押し出しても差し支えありません。全ての事例において法律の条文が適用されるのではなく、当事者が納得できているのなら慣習をルールとして定着させられるというわけです。ルールの内容を作るときに手間はかかりますが、完成させてしまえば話し合いが楽になります。