売上はいつ計上するのか

商品商品などを納入してからと実際に現金が振り込まれるまではタイムラグがありますが、いつ売上を計上すればいいのでしょうか。現金が入金されたときに売上を計上することを現金主義といいます。一方、現金の入出金に関係なく売上の事実が発生したときに売上を計上することを発生主義といいます。

信用取引が発達した今日においては現金主義は適しているとはいえず、現在の会計処理として広く一般的に使われている方法は発生主義です。では売上の事実が発生した時期とはいつのことなのでしょうか。当然のことですが、商品を売る業種とサービスの提供を行う会社では同一の基準で売上の事実を認識することは不合理です。そのためいくつかの計上基準が存在します。

計上基準はその会社の業種によりだいたい決まっています。たとえば商品を販売している会社では出荷基準、納品基準、検収基準のいずれかを選ぶことになりますが、サービスの提供をしている会社ではこれらの基準は実情に合わないため、役務完了基準を選ぶことになるでしょう。しかしいろいろな業務を行っている会社では、その業務の種類により計上基準が変わってきますのでひとつの会社でも複数の計上基準を選ぶ場合もあります。