6年以上経過したタイヤ

タイヤクルマには環境を考えるために様々な規制を掛けられてきたが、そのクルマを支えるタイヤに関する規制は、何十年も溝の深さの数値規制のみ。それも算数的な甘い基準しか設けていないのは将来的に問題があり、いずれ抜本的な改善が必要であろう。タイヤの製造年からの経過年数にしてもそうだ。

暫定的な目安ではあるが、タイヤにも製造してから5年ぐらい経過したものには、タイヤを扱う店に適性な判断が求められるので、たとえ溝の深さが3分山あろうともタイヤが劣化していれば、タイヤのプロたちは新品交換を強く勧めるときがある。
なぜならばそういうゴムが劣化したタイヤを、高速道路などのスピードが出せる場所では絶対に使用して欲しくないからだ。
タイヤはクルマの一部に過ぎない備品として考えるドライバーが大変多いが、時間が経過すればゴムが硬くなって乗り心地や操縦性に違和感が出るので、長距離走行などをすると疲労が本当に溜まるのである。
さらにそのようなタイヤで高速走行しようものなら、タイヤのゴムごとに飛び散ることもあるので、いくら溝があろうともタイヤとしての機能がかなり低下している証拠である。
だから中古タイヤなどを買った場合は製造年を必ず確かめて、年数が浅くても、雨の日に滑ったなどのことがあれば、その時点で高速道路に持ち込むべきではない、という自主規制の意識を持ってほしい。あとはタイヤから真の安全を考えた新ルールの設置をぜひ期待したい。