江戸時代のエコな風呂

エコロジー食生活や住環境等、様々なエコな生活を送っていた江戸時代の暮らしですが、風呂を持つ家などは殆ど無いのが江戸時代の常識でした。
風呂を持つことが許されたのは身分の高い武家や一部の裕福な町人のみで大きな商家でも内風呂のない家が多くありました。江戸時代は週に一度はボヤ騒ぎがあるほど火事が多かったので防火的な意味合いも強かったようです。そのため殆どの人が湯屋、今で言うところの銭湯に通っていました。燃料的にも家ごとに風呂を焚くのは非効率で、一箇所で風呂に入れば薪代も安く上がり非常にエコロジーなシステムとなっていました。ここでも共有というエコシステムが機能していたのです。
江戸は夏は蒸し暑く冬は埃っぽい街でしたので江戸の人々にとって湯屋は無くてはならない存在でしたが江戸中期には600軒もあったといいますので通うのに不都合はなかったようです。営業時間も早朝から8時9時まで長かったので様々な職業の人にも対応できるようになっていました。やはり江戸時代は随所にエコな知恵が詰め込まれていますね。